従来無料体験は、これを受ける子供たちの感想や判断を第一に、塾での勉強をスタートするか否かの決定を委ねていました。
これまで、何人の無料体験を実施してきたでしょうか。
振り返ってみたとき、はたしてこのシステムが本当に有効であったかどうか〜子供たちの利益になっていたかどうかの点において〜は、簡単にはこれをyesと言い切れないものがあったように思います。
考えるまでもなく、学習塾において、学力の点、勉強やひいては人生経験の上で、優位に立っているのは子供たちではなく、プロのスタッフ・講師たちです。その人間が、何がしか勉強するということにおいて不安や不満を持っている子に勉強(の仕方も含めて)指導するに当たって、単に「わかりやすかった」「楽しかった」でこれを始めたり始めなかったりすることに疑問を抱いたのが今回のシステム見直しのキッカケです。
「わかりやすかった」というのは、プロが教えているのですから、ある意味当たり前です。「楽しい楽しくない」などは、しかし全く意味のない評価です。そもそも一部の子を除いて勉強が楽しいなんていうことは滅多にありません。
その時点で勉強面での自助努力の限界を感じているから学習塾のシステムを活用しようとお考えであるならば、時には「すぐにはわからなかった」「だから少しきつかった」などの感想があっても、それは当たり前です。そこから」初めて「わかるようになった」「それにつれて少しずつ楽しくなった」というのが自然な姿ではないでしょうか。
こんなことを、たとえば小学生や中学生にそのまま理解させ、判断させることはなかなか出来にくいものです。従来の無料体験は、ですからそういう点において、時としてあまり役に立っていなかったのではないかと思います。
では、入会しようか否かの検討をだれがどの段階で、どのようにするかといいますと、これは即ちじっくり時間をかけて行う、濃密な保護者面談を経た後に保護者の方が決断する以外にはありません。ここで保護者の方が納得できるのであれば、その後子供が難色を示そうが愚図ろうが、スタートを切る子供の背中を強く押せばよろしい。子供に決定権などありません。
この時、面談で開始の是非を判断するのは、当方も同じです。話されることの内容が二転三転したり、支離滅裂であったりするような時は、当方から勇気をもって入会を謝辞します。
そして、そうしたステップを経て入会してくださった生徒の皆さんに対しては、ACSは中身のない美辞麗句や社交辞令的な対応ではない、真剣な学力向上策を粛々とと実施展開して、生徒自身或いは保護者の方々に「ああ、ここでよかった」と心底から満足していただける結果を出してまいります。
尚、こうして入会してくださった方のレギュラー授業料について、初回分は従来の無料体験と同じ扱いとして、無料とさせて頂いております。
当会ホームページにも新規ご入会をご検討の皆様に向け、「ACSという学習塾のなんたるか」について、重層的なご案内を確認して頂けますので、下記リンクからどうぞいらしてください。お待ちしております。
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