学校の授業がよく分かる」とは


ACSはこう思う

生徒の数だけその個性に違いがあるように、学校の先生にも、その数だけ個性の違いがあります。

中には何も言わなくても生徒との相性が良い先生もいれば、その反対に、どうにもうまく噛みあわない感じの先生もいますよね。

でも、普通はどういう先生であっても、生徒の方からこれを選ぶことは出来ません。
ですから、ここは「生徒の方から積極的な気持ちになって先生に近付いて行く」ことが、その授業を楽しくし、そしてわかりやすくしていく最初のステップです。

先生によっては、その授業の進め方がどうもあなたのペースと合わないと感じることもあるかもしれません。
それでも、あなたの側からのこうした歩み寄りで、それも解決への道を見つけられるのではないでしょうか。

次に、具体的なポイントです。

先生が話すことから、その特徴を真剣に掴み取る努力をしてみましょう。

声のトーンが大きくなっているところはありませんか?

繰り返し繰り返し説明をしている部分はありませんか?

それらは、言わずと知れた「ここ、とても重要だよ」というメッセージです。ここでこれを聞き逃さないように!


次。

先生が黙って黒板に字や式を書いていったら、とりあえず「なるべく早く」それをノートに書き写しましょう。
ここでは時間を使い過ぎないようにしましょうね。大事なことは、「なるべく早く写し終えること」です。字の綺麗汚いはここではあまり意味がありません。

ですから、ここで書き写すのは「メモ」くらいの感覚でよいでしょう。
肝心なことは、後でこれを自分流にアレンジしてわかりやすく書き直すことで、これは主に家や塾の自習時間にやります。

こうすることで、あなたのノートはあなただけのための最も分かりやすい別冊の教科書と同じになります。
(自慢じゃないですが、私も中学生や高校生の頃、こうしたノート作りを行って随分役に立ったものです。しまいには、友達から「そのノート、貸せ」などと言われたことも何度もあります 笑)。

最後に。

先生の説明でわかりにくかったものは、あえてその場で「どうしてだろう?」と考え過ぎず、ここは一旦降参しても構いません。
その代わり、「そこで何がわからなかったか」をノートの隅に記録しておいて、授業後に先生に訊きに行きましょう。先生はきっと「お、熱心なやつだな」と思ってしっかり教えてくれる筈です。

それでもわからないところはあるかもしれません。
そうしてら、それを塾に持ってきて、先生に尋ねてください。
必ずそこでわかるまで説明してくれます。特に
ACSでは。

こうしたことの積み重ねで、きっと学校の授業はあなたにとって次第に、あるいはどんどんわかりやすくなって行く筈ですよ!


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