イジメ・登校拒否相談につきまして


不景気だから人心が荒んでくるのでしょうか?

 ネットの普及が匿名性の悪弊たイジメを生み出していることが原因でしょうか。

 

最近、子供たち〜多くは中学生、しかし、小学生も珍しくはありません〜の登校拒否或いは引きこもりやイジメの話題といった相談が増えています。 

 

こうした現象は毎年必ず一定数は見られるもので、そこは一種の現代病、現代特有の現象なのかもしれませんが、それにしても、最近の数の多さ、頻度の高さは、少しばかり目立ち過ぎのような気がします。

 

ACSでは、学習指導、・受験指導を中心とした毎日の他、こうした悩みをお持ちの生徒本人や、その保護者の方などのご相談に応じています。

 

学校の場では話しにくく(というか、学校そのものがこうしたイジメなどの現場であったりします)、一定の制限の元でなかなか解決の糸口すら見つけられない方が、私たちとの面談を積み重ね、そこで思いのたけを吐き出し、本音で話し合う中から、歩んでいく先に光明を見出して行った例が沢山あります。

しかし、学校にも、本当に熱心に子供たちと向き合って、たとえば登校拒否のさなかの子達に寄り添うように日々心を砕いている先生もいます。実際にそういう先生を何人か知っています。

でも、イジメや登校拒否の問題は、その子供の数だけ理由や原因、ひいては問題の向き合い方の違いがあるもので、実際のところ、とてもとても一朝一夕にどうにかなるものではありません。

実を言いますと、私自身、小学校4年生のほぼ一学期間、執拗にイジメを加えてくる友達に抵抗できず、毎日が地獄でした。

なぜか子供心に、自分がイジメに遭っていることを親に言わないという決め事みたいなものがあって、はじめこれは私だけのことかと思っていたのですが、今ではイジメに遭う子達の多くが私のときと同じように、親にはその事実を言わない(言えない)ことを知っています。

私の場合、子供ながらの拙い策として、イジメから逃げるための登校拒否になりかけたこともあり、そのときは見かねた母親が私の手を引いて学校まで行き、そこで担任の女性教師と話をしてくれたのですが、その教師の無責任でマトの外れた対応によって、イジメの度合いが低下するどころか、それ以後益々激化するという結果になって、それから暫くの間、以後私自身の中でそのイジメの主とその女性教師への憎悪が凝り固まってしまい、その記憶はあれから何十年もたった今でも、当時を思い出すたびにその良くない感情が蘇ります。

ですから、私はまさにイジメや登校拒否の地獄を身をもって体験した一人です。
因みに、あれ以降私(マスターK)が一時粗野で乱暴な人間を装って周囲の人間と接するようになったのも、十分発達したとはいえない段階の私の、「他人に舐められたくない」という私なりの社交術であったのかもしれません。

この情けなくも嫌な体験の後、確かに私は精神的に大分タフな人間になった気がします。
但し、そういう解決の仕方が正しかったのかどうかは分かりません。

 
あの時、結果的には教師(のあるべき指導)には恵まれず、イジメの主の悪行もすぐには排除できなかったわけですが、しかし、大人になってからあのときのことを思うにつけ、私の中には、ああいうときのあるべき対処の仕方、あってはならない対処の仕方がはっきりとしたケーススタディとして残っていることを実感します。

この種のご相談は、上にも書きましたが、ご相談自体に即効の解決を期待することは難しいですし、とにかく今は子供の数だけ、いや、一人の子供にその10倍もの理由や事情や解決に糸口があるのが普通です。

この20年、こうした問題では塾外の専門家の先生方とも手を携えて、解決に向けた色々な工夫とp努力を積み重ねてきました。

ご相談は、メールでもお受けいたしており、その場合は、お名前や電話番号などは伏せたままでも大丈夫です(こちらからの連絡先としてのメールアドレスは必要です)。

 

アポイントをお取りいただいた上で教室或いは生徒のご自宅、もしくは必要に応じて近隣店舗などで面談ということも可能ですので、一人でお悩みの方がおられましたら、一度ご一報くださればと思います。

 


トップページへ