色々な角度からの見方の違いによって、様々な佐賀ここには認められますが、中でも大きいのが授業の進め方それ自体の違いと、その中(或いは後で)行われるテスト実施スタイルの違いではないでしょうか。
一般的に公立小学校では、複数回の説明をした後で時間を掛けてテストなどを行って進度を図りますが、中学校では、それほど時間を掛けては授業をしてはくれません。
極端な場合、毎回の授業ごとに新しい単元を学習するということすらあります。当然、テストもそうした上で行われますので、これで高得点を挙げるためには、何よりもまず自助努力の姿勢が求められます。
小学校のいわゆる業者テスト(カラーテスト)で良い点を取っていたから、中学でも自動的に良い点を取れるだろうと勝手に決め付けておられる方がいますが、そういう方の多くは、このあたりの違いを認識しているとは言えず、悪戦苦闘するわが子を見て右往左往するか、或いは早々に諦めてしまうという事態に陥ってしまいがちです。
■テストについて
まず、テスト範囲からして小学校と中学校とでは大きな違いがあります。
小学校では比較的頻繁に小テスト的な、範囲の狭いテストを行いますが、中学校では、年に4回から5回の定期テストが行われ、更にそれらの間を縫って小テストが行われるという図式になります。
このように、単純に言ってテストの回数が多くなるだけでなく、定期テストの範囲も通常は教科書の単元で 2から3を指定して行われ、また、そこで問われる知識の広さや深さ、或いは応用力の強弱が試されて、その結果が絶対評価として成績に換算されるという厳しさがあります。
テスト自体、或いはそこから先の評価の仕方自体、その奥行きも深くなります。
当然、小学校と比較にならないくらいに難しくなりますよね。