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ここでは、
こんな風に
授業を進め
ます




    
 




教科書準拠教材を使う理由

ACSアカデミーでは、受験に必要且つ最も効率的な教材を常に用いた授業を行っていますが、基本となるのは、概ねそのエリアの中学校や小学校の授業で実際に使っている教科書に準拠した教材であり、それらをレギュラーの授業で使用しています。

学習塾によっては、こういう形をとらず、全く独自の教材を使って授業をしているところもあるようですが、私たちは、こと平素の授業では、やはりこの「準拠」の使用が最も理に叶っているものと考えています。応用力の育成やテストを想定した実戦形式の問題集なども勿論大切ですし、必要ですが、それとレギュラー授業のときの教科書準拠教材とは、あくまで併用して取り扱うべきです。どちらか一方だけであってはなりません。

私たちは、生徒達の学力を高め、テストの点数を上げ、志望校に合格してもらうまでの総ての過程で責任を果たすことを常に忘れないよう、あらゆる面で最良と思うことを実行しています。

そして、それらはいずれも「生徒たちがその力を試す実際の場」で形あるものとして実を結ばなければ意味がないと考えます。

であるなら、その点についてのみ言えば、実際に学校で使っている教科書のコンテンツをそのままの形でマスターすることが最も効率的ですよね。すべてはこの教材から始まると言ってもよいと思います。

私たちが教室で使っている教材(ワーク)は、教科書の各単元の順序通りに編集されたものの上に

基本的事項の解説
レベル順に並べられた問題
まとめ&確認問題
確認テスト

を順序だてて並べた構成になっており、これに則って授業を進めていくことで、最も最短距離で学校の授業の先取り体験が出来るという仕組みになっています。








 





 

授業の曜日や時間帯
計算するということでも打算的というのでもありませんが、中学生の場合、学校の部活動をしっかりやり通すことは、それが正しく評価されて高校入試の時の内申でのポイントとなります。

小学生でいえば、最近はクラブチームのサッカーに加わっている子が少なくありません。

私たちの教室では、こうした活動は勉強に負けず劣らずこの時期の彼らにとってとても大切なことだという考えを持っています。

ですから、塾での授業日程の組み方は、出来る限りこうしたスケジュールを考慮したものとなっています。

もっと詳しく



 




  
質問の仕方その他について

「集団塾にいましたが、他の子の目を意識すると、どうしても思うように先生に質問することができませんでした」

よくそういってこられる生徒さん・保護者さんがいます。

「こちらは個別指導の塾ですし、そんなことはないですよね?」

彼らはこうして念を押します。


●他の子の目を意識して質問できなかった。
●他の子が質問しているうちに自分の質問時間がなくなってしまった。
●質問時間そのものに制限があって、何でも訊くことができなかった。

私たちの教室では、このようなことはありません。このような心配もいりません。

極端な話、「分からないから塾にきて勉強している」のですから、講師が一生懸命になって教えても、それでも尚分からないことがあるのなら、自ら積極的に質問してくるのは、当然の権利です。

ただし、ここが難しいところですが、分からないから質問する→でもまだ分からない ということの繰り返しをしても、それでもなかなか分かるようにならないということはあります。

この場合、「分からない」のではなく「個性としてなかなか定着しないタイプ」ということもありますし、少し深刻なところでは、生理的に理解出来にくいものを持っているということも全く無いとは言い切れません。

それをひとくくりに「分からない」、だから「質問する」という行動セットで完結してしまうことは危険です。

付け加えますと、集団塾であったがために質問できなかったというのも、それをそのまま受け入れるのはいかがなものかと思います。

筆者が知っている集団塾は、どこもしっかりとした質問タイムがありますし、実際にそれをうまく活用している子も沢山います。反対に、個別塾を謳いながら質問をしづらいところもきっとあるのではないでしょうか。
ですから、ここでは少しだけ割り引いて受け止めることも必要かと思います。

講師が単元説明して、時には類似問題を生徒と一緒に解いて見せるようなことを繰り返し、質問事項そのものをミクロな意味でその場では解決できても、それを自宅その他で自分自身の努力で定着させる努力をすることは絶対に必要であって、それなしには多くの場合、長い目で「わかった」にはならないものです。

それが例え同じ内容の質問でも、或いは本題からは少し外れているかもしれないと思う質問でも、まずはそれをしてみてください。やって出来ればその方法の中に一部もしくはもっと正しいものがあるのだと思います。もしもやっても出来ないなら、そこで改めて考えましょう。

しかし、それはそれとして、中には、初めのうちは教室の雰囲気に圧倒されてしまい、自分から切り出せないタイプの生徒もいるかもしれません。

でも、ここ(ACS)は個別指導の学習塾ですから、そういう時も、講師が目の前の生徒の目の動き、ペンの走らせ方などを注意深く観察しながら巧みに質問を引き出してそれに応えて、より広くより深く理解が進むように授業を進行致します。

       











   
宿題の出し方&進め方


ACSでは必ず宿題を出すことになっています。


限られた時間の中で学習効果を上げる為には、コツというものがあります。

塾の授業では、問題への取り組み方や、その解き方の解説と理解を図ることに比重を置いて、そこで得た知識や解法を身につける作業である演習の数々は、別途時間をかけて取り組む必要があります。

それを行う場が宿題であり、このように「解法理解」と「定着を図ること」を明確に分けて行うことが合理的です。

[
「定着を図る」と言うことは、上の「質問」の項で書いたことでも触れています。意味は同じです。


たまに、「部活で忙しいから」とか「テストまではまだ間があるから」などと言う生徒がいます。

また、「親が言ってもやろうとしないから」と言って、「だから宿題はなるべく少なくして」などと言われる保護者の方さえ、たまにいますが、それではなかなか効果が現れないと思います。

このあたりの考え方を是非とも理解して頂き
しっかり宿題に取り組んで頂ければ、確実に学力アップに結びつくと思います。

昔、「宿題はやらない前提で塾に通わせていますから」などと言い放った豪傑な保護者の方がいましたが、その時も同じことを言った記憶がありますが、それなら塾に通わせないで自己流で通せばよいと思います。

 

自分だけのスペース

私(マスターK)自身、大家族でしたし、昔はそんなことはそう珍しくもなかったので、所謂自分だけの部屋を持てたのはだいぶ成長した時になって漸くでしたので、それまでは何をするのにも「自分のスペースがあったらなあ」といつも思っていました。
時代が変わっても、そういうことは今の子ども達にもあるようです。

今でも教室に来る子達の中には少なからずそうした思いを持っている子もいるらしく、そういう子は大抵教室では個別ブースの一角に安寧の場を見つけるらしく、こころなしか嬉しそうにそこに篭っているように見えます。

彼ら・彼女らはそこで勉強の本を広げ、ノートにペンを走らせます。それだけでも、こうしたスペースの確保がしっかりと役立っているらしいことを実感します。子ども達のこうした精神的充足感は、しっかりと勉強面で役に立ちます。

また、自習スペースを使ってもらえることには、次のような利点があります。例えば、その日学校の授業で分からなかったことをなるべく早いうちに塾で復習できること。その際、もしも手漉きの講師がいれば、遠慮なく質問も出来ます。レギュラー授業以外の日も、こうしてちょこちょことでも教室にやってきて本を広げる習慣が有形の効果を生み出します。

また、そうする過程で参考書や参考資料、或いは問題に至るまで、もしもこれらが必要になるのであれば、教室に配備されたこれらを自由に使ってもらえますし、コピーだって取って構いません。

長く帯室するなら、簡単な食べ物や飲み物を持参することをお勧めします。そういう時は、仕切られたブースの中で自由に遠慮なく栄養補給もしてください。






先を急ぎません


授業をする上で大事なことのひとつに「講師の側で、子どもの理解度を見極めること」があります。

当たり前ですが、
講師は今教えている科目の内容、ポイント、ツボが何であるかを分かっていて、その上で持っている知識を話法やツールを駆使して生徒に伝えます。そこで陥りがちなのが、講師の側で勝手に「生徒はもう理解してくれただろう」と思い込んで先に進もうとしてしまうことです。

本サイトの他のところでも書いていますが、どの科目のどの単元も、一度や二度の講師の解説で全てを生徒に理解してもらうのは困難なものです。なぜなら、生徒は一日中、そして年がら年中勉強だけをしているわけではないので、その場では理解できても、ともすればそれらは簡単に忘れられてしまいます。

ある研究によれば、理解できたことも、その後何も復習しなければ、たった1週間で理解できたことの約7割をも忘れてしまうのだそうです。

ですから、そうならないように、解説、演習、復習、宿題など、ありとあらゆる策を講じて、しかも臨機応変にこれらを組み合わせて勉強(のし方)を進めていかなければ、コンスタントに成果を出すことが出来ません。この段階で「先を急ぐ」ことはしてはいけません。大切なことは「速度」ではなく「各段階での勉強の質の確保」です。

そして、この段階で絶対条件的に必要なのは、家庭側の協力です。具体的には、宿題の進捗状況のチェックや、学校の提出物の遂行状況の確認と、もしもそこで子どもの側の問題課題などが見つかった時の適切な指導力の発揮です。

これらがなぜ必要なのかは、反対にこれらがなかった場合に起こり得る困った状況を想像すればすぐにお分かり頂けるのではないでしょうか。

私達は、「先を急ぎません」と一言で言います。
これは、上に書いたような条件が一定程度満たされたときに初めて有効になります。

言い換えれば、「先を急がない」ということは、急がなくても済むような環境の整備が欠かせませんということ、そして先を急がず、その分
「時間の多くを復習に充当するべきです」と言っているのと同じです。


※行動や性向上の改善可能な問題を含む
      

指導は主に社会人のプロ講師です。



これは、社会人講師しかいませんということではありません。以前も今も、大学(院)生の講師も少数ですがおります。

彼ら・彼女らの学力的な水準は、採用時の試験と、その後も不定期に行われるチェック等によって、常にこれが高いレベルにあることが確認されています。

彼らの需要は高く、塾生の中でも低学年の女の子などは特に「お姉さん」的な講師ですと指名も多く、初回授業からすぐに慣れて、以後スムーズに進むことが多いです。


また、そういう講師自身が つい数年前まで「教えられる側」あったことから、今学校の現場で行われている最新の教え方についての知識が豊富で、特に数学などではこの強みが大いに発揮されるという、子ども達に教える上での目に見える利点があります。

でも、そういう優秀な講師であっても、彼らに責任を委託して教室を運営しているわけでは決してなく、全ての決定や責任は社会人スタッフや社会人講師がこれを負っています(社会人講師と学生講師との間にヒエラルキーがあるということではありません、念の為)。

「主に」と言う括りで言えば、高認試験、高校生の授業、数検全般、英検準2級以上の対策授業などは、ほぼ全て 社会人が授業を行っています。私立中受験の国語文法、社会の公民の授業も同じく社会人が行います。県立高校入試対策の地理歴史公民と、英語の単元では長文読解の授業も同じです。ここに挙げたもの以外は学生講師と一緒に受け持ち、結局何から何まで学生講師に任せて社会人講師が関与しないということはありません。


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